ひつじの部屋

多趣味・多経験を活かしたい

プリンセス・トヨトミ / 万城目学(文春文庫)

今日も今日とて暑いなあ。
こんな臭いサウナみたいな東京でスポーツしたい人間なんておるんか。
四連休なのはカレンダーだけで、私は六連勤の途中。
夢も希望もありはしないんだ。
と言いつつ今日の仕事はほぼ待機(読書可)だったので、500ページ読み切りました。

さて本日の一冊は突拍子もない超大作。数年ぶりに読んだ。
もしかしたら10年以上ぶりかも。読書したわーって満足感がすごい。

大阪国はトヨトミの姫を守れるのか!?
って、何一つ意味の分からないアラ筋。
さすが万城目ワールド。

今読み返すと、性的マイノリティへや男女差別への視点とか、
たった10年程度で社会が変化した部分も大きいなぁと思ったり。
単行本は2009年刊行らしいから、約12年前の作品か。
社会って変わるんだなーなんて思うけど、
そもそもこのコロナの世界も二年前には想像もつかないもんな。

これ読むと、「とっぴんぱらりの風太郎」も読みたくなるけど、
風太郎さんの方が途方もなく長編なんだよなぁ。
単行本で持ってるけど、本の厚さじゃないよ。漬物石の代わりになるよ。
もはやあれを書いた人も読む人も変態なんじゃないかとしか思えない。
読んだけどな!!