海外で現地ガイドの仕事をして楽しいと思ったこと
まずはヒツジ本来の性質で、見知らぬ他人と会話することが大好きなんですよ。
仕事モードに入っている間は人見知りをほとんどしません。
でも対人恐怖症なので「お得意様」っていうものは苦手なんです。
海外旅行に来られるお客様って、基本的に一度きりの出会いですよね。
つまり毎日「見知らぬ他人」とそれなりに親密に会話ができるんです。
未知の海外で出会った日本人ってだけで多くのお客様が心を開いてくださいます。
稀に現れるどうにも合わないお客様も、帰国されてしまえばキッパリサッパリ縁切りです。
どんな失態もお客様さえ笑顔で帰国されれば、忘れてしまっていいのです(ダメです)。
ヒツジにとっては最高の環境でしたね。
後はツアーガイドをしたいと思った一つの理由でもある、
お給金を頂戴しながら、色々な土地へ行くことができる!という点です。
ちょっと高級なホテルに泊まらせてもらったり、美味しいご飯のお相伴に預かったり、
自由時間の長い旅程の時には、ヒツジ自身も観光を楽しんだり。
特に研修で先輩のツアーに付いて行かせて頂く時は、役得~♪と思っていました。
住んでいるだけでは身に付かなかったであろう知識も増え、
知識が増える程にお客様との会話がより楽しくなるという好循環。
こんなにもっと勉強したいと感じたことは、学生時代にもありませんでした。
人と話すことが好きで、知識を蓄えることが好き、且つ旅行好きという性格には
これ以上なく楽しい仕事だったのではないかと思います。