今日の一冊「メアリと魔女の花」メアリ―・スチュアート

これもジブリ原作の、児童書。薄め。
映画を見てから読んだら、「おや」っと思った。

基本的に原作がある作品って、原作の方が絶対に面白い、
という持論を持っていたんだけど、
これは珍しく、映画の方が面白かった。
映像とか音楽ももちろん要素だけど、ストーリー展開も。
映画もちゃんと覚えているわけじゃないんだけど、
小説で読むと何か物足りない。不思議。

ハウルの動く城や思い出のマーニーは断然原作派なんだけどな。
元々心理描写やストーリー展開を重視するタイプだから、
主人公はこう思った、こう考えているというのが明記されている方が
内面に共感というか感情移入しやすくていいのよね。

あんまり原作と設定や展開まで変えてしまうのはどうなんだろうとも思うけど、
メアリについては映画の方が色々深まってた気がする。